アテンドの仕事とは

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キャラクターの誘導をしながら地域RPをし、色々なものを守らなければならない。

隣に立っているだけで楽だ・・・では済まされない

【ゆるビト】という言葉もある中で、アテンドの在り方とは・・・。

とある会場で
この状況ではキャラクターだけを撮るのは無理( ;∀;)

アテンドはキャラクターさんより大変!

正直着ぐるみさんなんて、なりきって暑さに耐えてお客様を喜ばせていれば良いんです?!

アテンドはそれ以上に、周囲に障害物が無いかを見ながら、キャラクターの面倒も看ながら、演者の体力も診ながら、キャラクターのPRまでしなくてはならないという何重もの大変さがあるのです。

アテンドの心得
更には自分も撮られているかもという意識も?

演者さんを気遣うのではなく、キャラクターとして気遣って!

イベント会場でよく見る光景。それはアテンドが終始キャラクターさんの手を握っている光景。

  1. 先導とは先に立って導く事です。

本来アテンドはキャラクターの先を歩き、通行人に「これから通りますよー」「道を開けて下さいますよう協力お願いしますー」と喋れない上に幅を取るキャラクターに代わって、道を切り開いていくのが仕事ではないでしょうか?加えて、通行上に障害物があったなら、キャラクターに右に寄って・左に寄ってと教えてあげるのが筋ではないのでしょうか?

  1. キャラクターとアテンドでは歩幅も違います。

キャラクターの手を握る事が親切と思う人も多いのですが、そういう人は杖をついて道路を渡っている老人がいたら、「渡り終えるのをみんな待ってるから」と腕をつかみ、引っ張って横断歩道を渡らせようとするのでしょうか?どこに連れいきたいかも教えてもらえないまま手を引かれるより、どこを目指して進みたいのか教えてもらい、声をかけ続けてもらった方がよほど安心感も得られます。まるで無理やり引っ張られ、連れ去られているように見えてしまいます。

  1. キャラクターは見えないなりにも、愛想を振りまきながら周囲を見渡しています。

手を握られたり腕を捕まれたり…まるで羽交い締めのようにされてしまうと、周囲を見渡せなり、逆に視野も狭くなってしまう上、キャラクターの意志として握手などをしたいと思っても出来なくなってしまいます。

…その辺にも気付いてもらえないまま、終いには着ぐるみの中に若い女性スタッフが中に入っていますとか言われたものにはキャラクターの人権とは何なのだろうという事にまでなってしまいます。

人権のイベントにて
人権を考えるイベントのはずなのに…

注意しなければならない様々な点

アテンドをするにあたり気をつけなければならない事はたくさんあります。

  • こっちという言葉が分かりません。

キャラクターから見て「右だよ~」「左だよ~」「下にお友達来ているよ~」など、段差がある時・何かにぶつかりそうな時・子供が寄ってきた時・カメラを向けられた時など、キャラクターにその都度優しく教えてあげて下さい。特に写真撮影の際は目線がずれていないかも教えてあげて下さい。

  • 後ろは当然見えません。

ふれあいの時、可能であればキャラクターを壁の前に立てるなどして、背面に回られ子供からイタズラをされないように看てあげて下さい。それが難しい場合は、「前から握手しようねー」とやさしく誘導してあげて下さい。

  • 近すぎず遠すぎずの位置にいて下さい。

キャラクターは自由に動きたい《はずな》ので、動きにぶつかってしまわないように近すぎず遠すぎずの位置にいて下さい。遠すぎるとキャラクターさんの面倒も見られないし、真横にいるとキャラクターの視界から消えてしまうので、気持ち斜め前。更に言うと、キャラクターとお客様の対角線上には立たない事。

写真撮影の時はキャラクターの対面、撮影者の後ろに立ち、目線を教えたり写真撮影完了の合図を送ってあげて下さい。

  • 写真撮影の時は逆光や背景(他所の人が映らないかも含め)にも気をつけてあげて下さい。

アテンドにとってはずっとの事だとしても、お客様にとっては一生に一度の思い出になるかも知れません。映り込むモノにも気をつけて下さい。PRしたいものを背景に入れるのはあざとい事かも知れませんが、せめて逆光くらいには気を配る必要はあると思います。また、キャラクターに多くの子供達が集まり、多くの方からカメラを向けられている時は「お友達が待っているから順番で撮ろうね!」と列の整理をする必要もあります。

  • キャラクターの面倒を看て下さい。

当然の事ですが、「お腹すいた?」「疲れてない?」とキャラクターへの声かけも大切です。多くの人が「大丈夫?」という言葉を使うのを耳にするのですが、キャラクターにとっても首を横に振るのはプライドとしてもしたくない事であり、頑張りすぎてしまう傾向があるように思います。

そのような体力的な意味でもそうですが、キャラクターの顔などに手形が付いてしまった時、パーツが取れそうになった時、脚先や腕先がめくれて演者さんが見えそうになった時などには、こっそりと直してあげて下さい。もちろんそのようなイタズラをされないようにも注意してあげて下さい。

きちんと把握していただいた上でアテンドを行ってほしい

そうなると、その場しのぎではなく、きちんと説明を受けた上でアテンドをやって頂きたいと願うのです。

説明がされていない…このキャラクターが何処のどういうモノで、それは何処にあるのか…。地域の看板であるキャラクターの全責任をアテンドに託すわけですから、事前説明によって最低限の事はちゃんとは分かっていただいた上でPR活動に努めていただきたいものです。

アテンドの実態
これは完全に当て字ですが、こう思ってるようにも見えてしまいます

そう思うとミス○○だったりアイドル化?したアテンドさん、決まった人が付き添いされているのは素晴らしい気がします。

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