キャラへの想い

ホーム > About > キャラへの想い

様々な人の想いが詰まったご当地キャラ。それを軽々しく扱うのは驕りである。

キャラクターとは地域の結晶である

北陸新幹線お見送り
ある日、市役所に集まったキャラさん…でもよくよく足を見てみると( ;∀;)

着ぐるみは着るモノではなく纏うモノである

プロジェクト亞璃紗では、演者さんにそのようにお伝えしています。着るのではなく纏う・憑依させるものだと。あなた達は単に着ぐるみを着ているのではなく、ましてや着られているものでもなく、その地域の看板を背負っているのだと。いくらあなたがその地区の人間であろうが無かろうが周囲からすればそんな事は関係なく、纏う以上その地域の代表として見られてしまうのだと。地域の名誉とか、期待とか、血税とか、一身に背負わなくてはならないのです。

グランドやステージに一礼するように、着ぐるみにも袖を通させていただきますという気持ちから始まり、キャラクターを自分に憑依させ、シンクロさせる気持ちにならなくてはならないと思います。

しかしながら着ぐるみはふれられて、覚えられてナンボです。気負いし過ぎず周りの人に楽しんでもらえるよう、まずは自分が楽しみましょう!ともお伝えしています。

パルセイロの報告会
篠ノ井のイベントにて

中の人などいないけれど、着ぐるみの着方までは秘密にする必要はない!??

着ぐるみを大事にする。それはバックヤードに戻っても同じです。いくら大衆に見られていない所だとは言え「あちぃ!」とか言って脱ぎ捨てている場合ではない!って話にも繋がります。

大げさでもない話、キャラクターの方が演者さんよりも立場は上です。着ぐるみを脱ぎ捨てるという事は偉人を雑に扱っているのと同じ事です。本来、着ぐるみには着方とかマニュアルがあって、演者さんは長袖長ズボンを着用の上、頭にはタオルを巻き、中には軍手などの内手袋をし、素肌が着ぐるみに触れてしまわないようにする事が書かれています。

後にも使われ続けていく事を考え、暑いから嫌だと易々と半袖半ズボンで着ぐるみを纏ってはいけないものだと思いますし、逆に着ぐるみのパーツだけを身に着けたまま人前に出るなんて事は言語道断です。私は演者さんの汗や水虫が必要以上に着ぐるみに付着するのも守りたいのです。

せっかくウン十万とお金をかけて作られ、その地域の人達が大事に育てているキャラクター。演者の暑さよりも借り物である着ぐるみを大切にする事の方が何倍も大切な事です。借用してきた人達が乱雑に扱うのは見るに耐え難い事ですし、いくらご当地キャラが終わりだろ?と言われつつある中、あなたが終わりにしてはいけないのです。

つまり着ぐるみの借用者は、事前に着ぐるみの扱い方を理解する義務があるのではないかと思います。

ページの先頭へ戻る